焼杉って凄いかも！

工務の尾沢です。

昨年夏に書いた焼杉についてもう少しお伝えします。

炭化された表面はカビなどの腐朽菌に侵され難く

シロアリからの被害にも遭い難いです。

そして長持ち（30～50年）、部分交換が容易な事、独特の意匠性

自然素材らしい温かみのある造りになります。

但し、素晴らしい素材も使い方で生かす事も折角の効果を発揮出来ない

場合もあります。

焼杉も素焼きの物と焼いた後炭を削って塗装をしたものがあり色も赤や黄色、青があります。

それから焼杉は熱伝導率が普通の木材より低いそうです。

焼杉の内部には空気層が形成されて熱伝導率を下げる要因となっているとの事です。

外壁材で使うと夏場でも表面温度が上がり難く、触れても熱くなり難いとの事です。

この夏実際に触ってみようと思います。

夏の暑さを凌ぐ一つの決め手になるかもです。

触るとやっぱり汚れますがメリットは未だ一杯ありそうですね。